トレチノインとハイドロキノンの副作用

説明する看護師

トレチノインやハイドロキノンは美容皮膚科や美容外科といった、美容系クリニックで美白治療として用いられている外用薬です。
シミが気になる部分に塗るだけで、美白できる手軽さから人気の治療法となっています。
ただ、トレチノイン・ハイドロキノンは医薬品ですので、副作用に注意が必要です。

医療機関で処方されるトレチノインやハイドロキノンは、濃度が高いので場合によっては副作用が出てしまいます。
シミ治療などでこの2つの外用薬を使うという場合、どのような副作用が現れるのか事前にチェックしておきましょう。
トレチノイン・ハイドロキノン共に、炎症といった副作用が挙げられます。
成分の濃度が高いため、肌がダメージを受け、このような症状が起こるケースもあるようです。

炎症の他には色素沈着も、トレチノインとハイドロキノンの副作用として報告されている症状です。
トレチノインの場合、炎症を起こした部分がダメージを受けメラニン色素の生成が増える事で、シミのような色素沈着が起こります。
ハイドロキノンは紫外線を浴びるとメラニン色素が、濃くなってしまう成分です。

シミ部分にハイドロキノンを塗った後、紫外線を浴びてしまうとシミのメラニン色素が濃くなってしまうので注意しましょう。
この他に皮剥けの症状も起こりやすいと言われています。
シミを早く消したいからと、規定の量より外用薬を多く塗ってしまう方も少なくありません。

見た目は化粧品のクリームと変わりないトレチノインとハイドロキノンですが、医薬品ですので使用方法は必ず守る必要があります。
たくさん塗布し過ぎてしまうと、肌が刺激を受けてしまい皮剥けを起こしてしまうので注意が必要です。

ただ、外用薬を塗るだけの簡単な治療法ですが、トレチノインとハイドロキノンの外用薬使用で、このような副作用が起こる危険性もあります。
化粧品ではなくあくまで医薬品だという事を忘れずに、正しい用法で使うようにしましょう。

副作用で皮剥けになった時の対処法

トレチノインやハイドロキノン外用薬を塗った際、副作用として皮剥けが起こるケースも少なくありません。
もし、皮膚が剥けてしまう症状が起こった場合は、一旦外用薬の使用は中止しましょう。
使うのを止めてしばらく経てば、元の肌に戻るケースが大半です。

ただ、皮剥けの状態を少しでも早く治したいという場合は、早めに対策を取る事をおすすめします。
副作用で皮剥けになった時の対処法としておすすめなのが、「保湿パック」です。
皮膚が剥けている状態は、肌のバリア機能もボロボロになっています。
バリア機能が低下している状態だと、肌内部が外的刺激を受けやすくなり色々な肌トラブルを起こす要因となってしまいます。
ですので、まずは肌のバリア機能を正常にするケアを行う事が大切です。

皮剥けを起こしている所は化粧水を使い、保湿パックを行いましょう。
コットンなどに化粧水をたっぷり染み込ませたものを、皮膚が剥けている所に乗せてケアします。
通常、コットンやハンドプレスで化粧水を浸透させるよりも、保湿パックの方がより多く水分を肌に行き渡らせる事が可能です。
皮剥けの状態も早く治す事ができますし、水分をたっぷり与えてバリア機能の回復も期待出来ます。

保湿パックに使用する化粧水は、保水力の高い成分を配合しているものを選びましょう。
セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった美容成分は保湿作用に優れています。
ただ、より多く水分を与えようとして、保湿パックを長時間行うのはおすすめできません。
長くパックするとかえって、肌内部の水分が逃げやすくなるからです。
化粧水を使った保湿パックは約5分から10分程度でも、十分に働きが期待出来ます。
時間を守ってお肌をケアしましょう。