顔の目立つ部分に出現するシミ。
鏡を見るたびに憂鬱な気分になることも多いのではないでしょうか。
シミは5年前、10年前からのメラニンの蓄積により出てくるといわれているため、今から対策を始めても効果を出すのは難しいものです。
また、できてしまったシミに効くという方法で消そうと思ってもすぐに効果が出ないのが特徴です。

それでも何もしなければ状況は悪くなるばかりですので、シミを消す方法や隠す方法を実践してみましょう。
お金もかからず、毎日根気よく続けることで少しずつ効果が出てくる方法もありますので、焦らずシミと向き合うことが大切です。
そして、何よりもこれ以上シミを作らせない生活習慣や食生活を身に着けて美しい肌を維持していきましょう。

お化粧でシミを消す方法

シミが気になる女性

できてしまったシミに対してすぐに試せる方法のひとつがお化粧でシミを消すことではないでしょうか。
根本的な解決にはつながらなくても、人前に出るときなどにはシミを消すテクニックを駆使することで肌の色ムラを感じさせないようにすることが可能です。

まず、必ず用意してほしいのが化粧下地とコンシーラー、そして仕上げ用のフェイスパウダーです。
手順としては、いつものスキンケアをした顔全体に化粧下地をムラなく薄く広げます。
化粧下地には、様々な効果のあるものがありますが、顔をワントーン明るく見せるもの、色ムラを補正するものなどを選んでおきましょう。

肌の赤みが気になる場合や血色の悪さが気になる場合などに合わせて、化粧下地の色などを選んでもよいでしょう。
化粧下地にはこれから使うファンデーションを肌に密着させ、お化粧が崩れるのを防ぐ効果もあります。
シミを隠すためのお化粧はどうしても重ね付けが多くなりますので、化粧崩れを防ぐ化粧下地は必ず使うようにしましょう。

コンシーラーは固めのテクスチャーで肌にしっかりとどまるものを用意してください。
スティックタイプやパテタイプのものがおすすめです。
コンシーラーは化粧下地とリキッドファンデーションを塗った肌の上から使います。
パウダーファンデーションを使う場合はコンシーラーの後に塗るようにしてください。
リキッドファンデーションの後、筆やチップ、指などを使ってコンシーラーを気になるシミの部分に乗せてきます。

この時使う色は肌の色よりも暗く、シミの色よりも明るい中間色を選ぶようにしてください。
シミを完全に隠そうとして明るすぎる色を使ってしまうと肌から浮いてしまい、余計に目立つ結果を招くことになってしまいますので色選びは大事にしましょう。

ポイントとなるのはコンシーラーの塗り方

ポイントはコンシーラーの塗り方。
コンシーラーは広範囲に塗ってしまうと厚塗り感が増して老けた印象を与えてしまいますが、薄く塗りすぎるとシミが透けてしまい効果が十分に現れません。
この両方に気を付けるためには、シミ全体にコンシーラーをポンポンと乗せるようにカバーしたらアウトラインから外側に向けてぼかすようになじませます。

シミを消そうと一生懸命になってしまうと、そこばかりフォーカスしてしまうので全体的なバランスまで目が行き届かなくなってしまいます。
コンシーラーを塗った時点で鏡から一歩離れて顔全体をチェックするようにしましょう。
この時に厚塗りすぎる場合はぼかし、薄すぎると感じる場合は指などでコンシーラーをシミ部分だけに付け足します。
ここまででまだ完ぺきに隠す必要はありませんので、バランスを見ながら調整しましょう。

ファンデーションの塗り方と仕上げ

パウダーファンデーションを塗るときはこのタイミングで、この時コンシーラーを塗った部分を崩さないよう注意します。
スポンジではなくブラシなどを使って広げるようにするとよいでしょう。
ポイントメイクをすることでもシミは目立たなくなりますので、シミを隠すことに集中するよりもコンシーラーを塗った部分が浮いていないか、自然に仕上がっているかをチェックするようにしてください。

最後の仕上げにはフェイスパウダーを使います。
プレストパウダーとも呼ばれますが、仕上げに使うことで化粧崩れしにくく、顔全体のトーンを均一に整える効果があります。
コンシーラーを重ね付けした部分は特に崩れやすくなっていますので、仕上げのフェイスパウダーは必ず使うようにしましょう。

お化粧が終わったら、必ず明るい窓際などで顔をチェックするようにしてください。
暗い部屋でお化粧をしているとついつい厚塗りになってしまいがちです。
もしも厚塗り感が気になってしまった場合は、応急処置として固く絞って温めたおしぼりを厚塗りが気になる部分に当てて1分待ちましょう。
ティッシュで余分な水分をオフすれば、肌にメイクの成分が馴染んで粉っぽさがなくなります。

シミ対策として生活習慣を見直す

氷水

シミは生活習慣やストレスからも発生したり悪化したりすることがあります。
スキンケアや生活習慣を見直して健康な肌を取り戻しましょう。
お金もかからず、毎日のスキンケアに取り入れて欲しいのが氷水スキンケアです。
用意するものはコットンと氷水だけ。
洗顔後、いつものスキンケアのプラスワンとして取り入れてみてください。

その方法もとっても簡単です。
コップや小さめの容器に氷水を用意し、コットンを浸してから軽く絞って気になる部分に広げます。
しばらくパックをしてからコットンを外し保湿化粧水を塗ってから、もう一度氷水コットンを広げて3分パックしましょう。
顔全体をケアしたい場合は氷をひとかけつまみ、肌全体をくるくる氷でマッサージするという方法もあります。

氷水コットンで冷感を肌に与えることで新陳代謝が促されて古い角質がはがれやすくなるためシミを薄くする効果が期待できます。
これならば家にあるものだけで毎日続けることができるので、根気よく続けなければならないシミ対策にぴったりの方法です。

お金のかからないシミ対策

他にもリーズナブルなシミ対策があります。
ラップパックは最も簡単で効果的な方法です。
これはキッチン用具としてどの家庭にもあるラップに鼻と目の部分用に穴を開けて顔を包むだけという方法です。
肌は乾燥してしまうとシミだけでなくシワや肌荒れも気になるようになり、肌細胞の新陳代謝も悪くなるため古い角質が蓄積してしまうことがあります。
そのため、肌にはバリア機能があり、肌の水分が蒸発しないように働いています。

この肌バリアの助けをするのがラップパックです。
ラップパックは水分を蒸発させない効果があるので、肌バリアと同じ効果が期待できます。
ただ、ラップパックをするときは汗をかいてしまうと皮脂が流れてしまうので、暑い場所やバスタイムなどで行うことはおすすめできません。
肌の乾燥が気になる時に本来の肌バリアの機能を正常に働かせる意味でラップパックを活用してみましょう。

高いシミ対策化粧品もありますが、手作りでも十分効果が期待できるものが作れます。
用意するものは尿素、グリセリン、精製水と清潔な容器です。
尿素もグリセリンも薬局などで購入することができますので、手作り化粧品は材料を用意するのが難しいというイメージも覆るはずです。

手作り美容液でシミ対策

作り方はまず、清潔な容器に尿素50㏄と精製水200㏄を入れよく混ぜます。
濁りがあるのは尿素がきちんと混ざっていないためなので、透明になるまでよく混ぜましょう。
そこにグリセリン5㏄を混ぜて原液の出来上がりです。
顔に使用する場合は精製水で10倍に薄めて毎日使ってみましょう。
使ってみて保湿効果が足りないようならばグリセリンの量を増やしたり足してみてください。

この美白化粧水に含まれる尿素には古い角質をはがす効果があります。
シミを薄くするためには古い角質をきちんと落として新しい皮膚を作り出すことが必要です。
この化粧水はグリセリンが肌の水分を保ち肌の奥のメラニン色素を含んだ角質を早く代謝させて、尿素がその古い角質を除去することでシミが薄くなるという効果が期待できます。

最も簡単なのはシミを作らない生活習慣

他にも、新陳代謝をよくするために睡眠時間をたっぷりと確保すること、ストレスをためないこと、またはきちんと発散すること、お酒を飲みすぎない、禁煙することなど生活習慣を改めることも大事です。
食生活でも、シミに効果的といわれるビタミンCを積極的に取ることがおすすめです。
ビタミンCが多く含まれるものにはレモンやいちご、ブロッコリーなどがあります。

他にもアンチエイジングの効果が期待できるビタミンEを含むナッツ、美白のビタミンと呼ばれるビタミンAを作り出すβカロチンを含むニンジン、リコピンが豊富なトマトなどバランスよく摂取することも大事です。
美しい肌のために、まず健康な体があることが大前提。
生活習慣を見直すだけでシミ対策だけでなく、様々な美容効果が表れてくるはずです。

紫外線対策でシミをできないようにする

紫外線

シミが紫外線によってもたらされるものというのはよく知られていることです。
紫外線は太陽光の中に多く含まれるため、外出するときには特に気を付けなければいけません。
しかし、日中に電気をつけなくても部屋が明るいのは太陽光が部屋の中にも降り注いでいるからです。
部屋の中ではすっぴんで過ごしているという人は多いものですが、万全の紫外線対策をするためには家の中から始める必要があります。

家の中からできる紫外線対策として、紫外線をカットするカーテンなどを付けるのもおすすめ。
紫外線はカットしたいけど部屋が暗くなるのは困るという人でもこのカーテンがあれば気になりません。
もちろん、すっぴんで外出するということは肌にとってはダメージが大きくなります。
できれば朝起きてするスキンケアの最後に日焼け止めを毎回使うようにしましょう。

紫外線は季節にかかわらず降り注いでいるものですので、冬だからと油断しないようにしてください。
日焼け止めはつけてからすぐは効果が十分には得られませんので、お出かけ前の30分前には付けるように心がけましょう。
普段使っているファンデーションや基礎化粧品の中にも紫外線対策ができるものがあります。
日焼け止めで肌が荒れやすいという人もせめてお化粧をしてから外出するようにしましょう。

紫外線対策アイテムを使おう

もちろん、帽子や日傘といったアイテムも紫外線をカットするには最適です。
帽子はつばが大きく、日傘もUVカット加工がされているものを選びましょう。
紫外線は目からも吸収されることをご存知でしょうか。
目に入った紫外線を感じるだけでも肌にメラニンが生成されシミにつながってしまいます。
外出する際はサングラスを付けるようにして、目を守りましょう。

普段目が悪く、眼鏡を使用している人は紫外線の量によって色が変わる偏光サングラスをひとつ持っておくと便利です。
偏光サングラスは、暗い部屋に入ると色が薄くなり、いちいち眼鏡を付け替えなくて済むので日常使いをすることもできます。
ただし、色が濃すぎるサングラスは瞳孔を広げて逆に紫外線を受けやすくなってしまいますので、薄めの色でUV加工をされたものを選ぶのもポイントです。

シミは顔だけではない

シミは顔だけにできるものではありません。
露出の大きい服装で歩いていると日光を浴びやすい肩などはすぐ日焼けをしてしまいます。
日焼け後はシミができてしまうこともありますので、日差しが強いと感じるときには暑くても長そでなどで肌を守ることを心がけましょう。

紫外線対策はシミを作らせないためにももちろん有効ですが、できてしまったシミを濃くしないためにも大事なことです。
どうせシミがあるから、と対策を怠るとどんどん濃くなり新たなシミができる悪循環が生まれてしまいますので、きれいな肌を維持する意味でも手遅れということはありません。

また、様々なシミ対策をしている中でも紫外線対策を怠れば元も子もなくなります。
つまり、紫外線対策さえ万全にしていれば、これ以上シミが増える可能性は限りなく低くなり、他のシミ対策の効果も十分に期待できるということです。
究極の紫外線対策は太陽の光を一切浴びない生活をすることですが、普通の生活ではそれは不可能です。
そのためにできることから行っていきましょう。

紫外線を多少浴びても新陳代謝機能が正常に働けばシミができることは少なくなります。
子供にシミができないのはこの新陳代謝が活発に行われているためです。
子供の体に戻ることはできませんが、新陳代謝を活発化させるためには、やはり規則正しい生活習慣を手に入れるということが必要になってきます。

規則正しい生活にプラスして紫外線対策を心がけることでシミをブロックし、作らせない。
さらにシミに効く日常生活を取り入れてできてしまったシミを消し去ってしまいましょう。
もちろん、長い時間はかかるかもしれませんが、毎日の積み重ねが美を作るということを忘れないようにしてください。